モシダーヂ2014
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"ペルナンブコーポリス"
1985年のカーニバルの朝。
モシダーデ・インデペンデンチ・ヂ・パドレ・ミゲウは、宇宙へと旅立った。
そのサンバに、カーニバルの喜びと、美と、色彩を満載して。
その結果、宇宙中が祝い、制作者の喜びと冒険心と独創性に魅了された。
そして、いくつかの「ジリギドゥン」を経た今日、時と星々を超えた旅を経た如く、この同じ喜びと美と色彩が帰ってくる。
宇宙カーニバルが行われる大変な日だ!
「オレは見たい。オレの星が輝くのを、、、
宇宙中がお祭りだ
宇宙が震える、カーニバルだ!」
−応答せよ、地球!
応答せよ、リオデジャネイロ!
応答せよ、モシダーヂ・インデペンデンチ!
導きの星に乗って、オレは帰ってきた。
「うわ、、、ひどいサウダーヂだ。もう耐えられない。」
友達のサウダーヂ、オレの色のサウダーヂ。
オレは故郷に帰ってきた、、、オレの幻想の中に、、、
「まるで夢を見ているかのようだ、幸せに包まれて、、、」
そしてオレは、このサウダーヂの一瞬一瞬をとことん生きてみたい。
その辺に出て、歩いて、走って、遊んで、、、
かつて見たもの全て、生きた状況全てを、もう一度戻って、感じたい?。それに、まだ見たことのないもの、生きたことのない状況も。この情熱がオレをここに運んできた、そしてオレをこの状態に変えたのだ。
「オレはマメルーコ(インディオと白人の混血)、カーザ・フォルチに生まれた
オレはペルナンブーコ出身、オレは北の獅子」
オ
レは民俗音楽の心臓として、脈打つように太鼓を叩きたい。どんなジャンルのでもいい。バンドでもオーケストラでも、サロンでも劇場でも、路上でも地べたで
も、バッキ・ソウトでもバッキ・ヴィラードでも(マラカトゥのバリエーション)。とにかく、こうした太鼓の音が、血管を、脚を、体を湧き立たせるのだ。
そして体を目いっぱい使って、オレは飛びたい、踊りたい、登りたい、降りたい、そして揺れたい、、、バイアォンや、フレーヴォや、フォホーや、シャシャードの音に乗って。足を地面や砂に突っ張って、シランダを踊りまわりたい。
「あれは絞りかす置き場の中だった
砂浜のシランダで
踊り子の瞳の中に
オレの導きの星を見たのは」
オ
レの人格は一つに決まってはいなかった。インディオだったり、ジャガーだったり、オウムだったり、海賊だったり、カメレオンだったり、ETだったり。今日
もまた、オレは自由だ。なりたいのは、王、家臣、バトゥーキ奏者、カルンガ(祈りの偶像)、仮面の男。人形にもなりたい。いろんなサイズの。小さいの、大
きいの、あるいは巨大なの。朝も、昼も、夜も、どんな時でも。じゃなかったらマムレンゴ、つまり、コルデウの物語を語るパペット人形だ。手の陰から突然現
れたりする。アフォシェーの音に続いて。一団の人々とともに。ただ、相当でかい。マジでかい、、、世界一でかい!
「もう、夜が明ける
太陽が、クリスタルの輝きで街を照らす
時を告げる雄鶏はもう通りにいて、カーニバルに声援を送る」
焼物づくりのヴィタリーノの手になりたい。生命、形、創造。
粘土から、木から、藁から、布から生まれる生命。芸術になる生命。色彩になる芸術。夢になる色彩。市場を、そして、世界を席巻する夢。オレはまたたきたい、紡ぎたい、編みたい、結びたい、、、染めたい、そして刺繍したい!!!!
オレは航海したい、、、
想像の海を旅したい。この海を行けば、自然の摂理、そして、超自然の話、神話、伝説、伝承、信仰の話にたどり着くはずだ。おお、マリア様、どうか御加護を!
オレは、こうしたもの全部。そして、それ以上のもの。
オレは川、海、ステップ、荒野。
オレは歌、ダンス、寸劇、コルダォン。オレは老人、若者、神聖な者、世俗的な者、喧噪にして、カーニバルだ。
オレは謎、信仰、情熱、聖ジョアォン。
目覚めよ、みんな!
オレは過去、未来、そして北の獅子。
「おお神よ、もし私にできるならば
私が命じるままのことが成るのならば
私の心が
彼の地に戻ることを望みます
さもなくば、ここにもたらされんことを
我がセルタォンのすべてを」
やがて元のように、時の流れるところに戻る時が来る。
それでもオレはもっとサンバが欲しい、もっと色彩が欲しい、もっと喜びが欲しい、もっとペルナンブーコが欲しい!
見てきたことや聞いたこと、感じたことや遊んだこと、これらを全部少しずつ欲しい。
オレは、変換して創造する夢を糧にして生きてきた。今もそうして生きている。オレは感動を糧にして生きている。
今、この感動がオレと一緒に進む。つまるところ、感動を呼ぶ色、喜び、人々、そういうのをまとめた大地、そういうのがオレには必要なのだ。
宇宙には、ある種のペルナンブーコが必要だ。オレのペルナンブーコが。
言ってみれば、オレの「ペルナンブコーポリス」が。
「見ろよ
どんだけの喜びがやってくるか、、、
、、、オレの街
オレの生命
オレの歌、、、」
こんな感じで行く!
カボクリーニョ、ボイ・ブンバ、フレーヴォ、アフォシェー、ヘイザード、マラカトゥ。これらが束になってもう一度、宇宙でお祭りをひらく。
宇宙が揺れる、今がカーニバル!
そこにオレたちは行く!
さあ行こうぜ!
投げキッス、投げキッス。バイバイ、ブラジル!
フェルナンド・ピント
・・・として、パウロ・メネゼス
2014年のカーニバルの夜に
協力: モシダーヂ・インデペンデンチ文化部
(サンバ・エンヘード)
作: ドゥドゥ・ノーブリ、ジェフィーニョ・ホドリゲス、マルキーニョ・インヂオ、ジョルジーニョ・メデイロス、ガブリエウ・テイシェイラ、ヂエーゴ・ニコラウ
うわ、ひどいサウダーヂだ
オレは星々からやってきた、オレのジリギドゥンとともに
「まるで夢を見ているかのようだ」
オレの目にまた映る
オレの仲間、オレの場所
そしてヴィタリーノ、バックに流れるのはバイアォン
バトゥカーダが演奏されるのは、オレのサン・ジョアォン
「ああ、マリア様」どうか御加護を
シランダを踊りまわった、砂浜に足を踏ん張って
ヴィオラを弾いた、満月の下で
来なよ、こっちへ来てフォホーを踊ろう
オレの心臓がザブンバのように高鳴った
ジャバラを広げろ、アコーデオン弾き
「アヘタード(強い男)」そしてオレのセルタォン
ああ、オレのペルナンブーコ、、、
オレはマメルーコ、北の獅子だ
コルデウに出てくるような巡礼者
オレとともに歩むのは「ミゲウ神父さん」
オレはフレーヴォを踊る、夜が明けるまで
民間風俗の色彩の中に
影はなりを潜める、そこで「雄鶏が」朝を告げた
オリンダでも祭があるぞ、愛する君よ
見ろよ、どれだけの喜びを持ってオレが行くか
宇宙で夢を生きる
開拓者として、旗を掲げる
「ペルナンブコーポリス」、オレのカーニバル
情熱に浮かれて、いつも君に夢中
感動の光、オレの歌うその中にある
オレらしさ(イデンチダーヂ)の中で独立(インデペンデンチ)して
大いなる誇りをもって、「オレはモシダーヂ」
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