G.R.E.S. サンクレメンチ
創立: 1961年10月25日
チームカラー: 黒+黄色
シンボル: ポン・ヂ・アスーカル
設立本拠地ボタフォーゴ地区(中心よりやや南)の主要道路のサンクレメンチ通り(Rua São
Clemente)に因んだ名前。登録上の所在地や事務所はボタフォーゴにあり続けているが、練習用のクワドラはシダーヂ・ノーバ(中心からやや北)に構
えている。
設立当初から、ローブローな表現の使用もいとわず、体制を皮肉や風刺でこきおろすスタイルを貫いている。カーニバルの商業化や外国人を招き入れる風潮に
ついても批判的で、結果的に表現の幅を自ら狭めているのではないかと思われる節もあるが、それがカーニバル精神、という勢いで邁進している。そのため、トップ
リーグでは中位以上に食い込むことは稀であったが、ホーザ・マガリャンィスのような優秀なカルナバレスコ(カ)の力もあり、降格争いからは脱しつつあるように見える。
地元民が考える本来的なカーニバルの姿(の解釈例)、ある意味でのカーニバルの良心、カリオカの洒落心、といったことを知る上で貴重な存在。
エンヘード
- 1962年 「ブラジルの富」 3部4位
- 1963年 「昨年のリオ」 3部3位
- 1964年 「副王たちのリオ」 3部優勝−昇格
- 1965年 「リオの名残と記憶」 2部3位
- 1966年 「ブラジルの民俗への賛辞」 2部優勝−昇格
- 1967年 「ブラジルの大衆的祭事と伝統」 10位−降格
- 1968年 「国風文化への賛辞」 2部7位
- 1969年 「ブラジルはかく踊る」 2部ノーコンテスト
- 1970年 「幻想的な物語」 2部9位
- 1971年 「三つの郷愁を表するキス」 2部5位
- 1972年 「ある自由人のダンス」 2部5位
- 1973年 「タポアジーピの忘れられない出来事」 2部7位
- 1974年 「ある思春期の少年の熱狂的な夢」 2部11位
- 1975年 「誰が壊した、オレのギター?タイー・タイー・トラ・ラー・ラー」 2部5位
- 1976年 「ヘシーフェ、我らが遠距離恋愛」 2部10位
- 1977年 「信じたければ信じればいい」 2部10位
- 1978年 「演劇レビューへの賛辞」 2部9位−降格
- 1979年 「3人の女王への賛辞」 3部5位−昇格
- 1980年 「サンビスタの甘い幻想」 2部9位−降格
- 1981年 「ブラジルはかく踊る」 3部3位
- 1982年 「ダンを襲った手のつけようのない天災」 3部2位
- 1983年 「夜の創造」 3部3位−昇格
- 1984年 「急ぐな、殺すな、死ぬな−悪魔はアスファルトに住む」 2部4位−昇格
- 1985年 「結婚すると、家が欲しくなる」 15位−降格
- 1986年 「虫だらけ、衛生は欠如−これがブラジルのダメなところ」 2部2位−昇格
- 1987年 「アスファルト上の船長たち」 10位
- 1988年 「知らせをくれるのが友達」 12位
- 1989年 「メイド・イン・ブラジル−イエス、我々にはバナナがある」 13位
- 1990年 「サンバ大成功」 6位
- 1991年 「この映画は見たことある」 13位−降格
- 1992年 「そして給料が、ガーン」 2部7位
- 1993年 「我らが日々の糧」 2部7位
- 1994年 「一燕春をなさず(>ツバメ一羽で夏とか言うな>早合点は禁物)」 2部2位−昇格
- 1995年 「今は違うが、これからそうなるものは?」 17位−降格
- 1996年 「カヌーが転覆しなければ、サンクレメンチもそこに着く」 2部3位
- 1997年 「ボタフォーゴのサンクレメンチがサプカイで」 2部3位
- 1998年 「多数決は人民の力−サンクレメンチをよろしく!」 2部2位−昇格
- 1999年 「サンクレメンチは、フイ・バルボーザを記念し、彼を人々の腕にゆだねる」 14位−降格
- 2000年 「2000年、サプカイに現出したセルジピとともに、サンクレメンチはトゥピ族」 2部4位
- 2001年 「サンクレメンチは忠告したが、巨人ブラジルは変わらなかった」 2部2位−昇格
- 2002年 「グワペミリン、神の手に祝福された自然の楽園」 14位−降格
- 2003年 「マンガラチーバ−土地と自由を愛する全ての人のための戦いの物語」 2部優勝−昇格
- 2004年 「ヘシーフェの空を飛ぶ牛、国民的冗談の系譜」 14位−降格
- 2005年 「古いのがばあちゃん: しわしわでかわいいサンクレメンチ」 2部3位
- 2006年 「ゴンザガォンからゴンザギーニャ: 旅の生活にて」 2部2位
- 2007年 「舞踏会から締め出された者たち」 2部優勝−昇格
- 2008年 「慈悲深い(クレメンチな)ジョアン6世、ブラジルの再発見」 12位−降格
- 2009年 「サンクレメンチによる子供らしいキス」 2部4位
- 2010年 「喧噪の中で秩序のショック」 2部優勝−昇格
- 2011年 「あなたの、私の、私たちのリオ。神に愛され、美しい自然に恵まれた街」 9位
- 2012年 「サプカイでの音楽的冒険」 11位
- 2013年 「高貴なる時間(ゴールデン・タイム)」 10位
- 2014年 「ファベーラ」 11位
- 2015年 「恐れるものは3つだけ−マチンタ・ペレイラ、トカンヂーラ、オンサ・ダ・ペ・ヂ・ボイ−という男の奇談」 8位
- 2016年 「千を超える道化師がサロンに」 9位
- 2017年 「オニスワキマリパンセ(これを悪くとる人は恥じるべきだ)」 9位
- 2018年 「学術的にみて大衆的」
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