G.R.E.S. エスタサォン・プリメイラ・ヂ・マンゲイラ
創立: 1928年4月28日(前身であるブロッコ・エスタサォン・プリメイラの設立日)
チームカラー: 緑+(薄)ピンク
シンボル: スルド(+月桂冠)
「マンゲイラの第一の駅」。本拠地マンゲイラ(意味は「マンゴーの木」)にある駅が、セントラウ(中央)駅を出発する電車が最初に停車
する駅であることから。
デイシャ・ファラール(→エ
スタシオ・ヂ・サ)、ポ
ルテーラと
並んで、「エスコーラ・ヂ・サンバ」という形態の成立期から現在まで存続する古豪。無数のミュージシャンを輩出し、カーニバル、サンバ、あるいはブラジル
音楽についても、その歴史の大部分に関与し続けている、生きた標本。インペリオ・セハーノの参入、ベイジャ・フロールの台頭等、新興勢力に押される時期も
あるが、度ごとにそのスタイルを取り入れつつ、「家元・元祖」として成立するような適応を繰り返し、実質的にカーニバルの主役を張り
続けている。「昔ながら」の象徴であるバテリアは、セグンダ(コントラ)を用いないスルドのスタイルを保っている。
優勝は17回(2011年まで)、1984年に獲得したスーペルカンペアンは(同制度が二度と実施されていないため)全エスコーラ中唯一のタイトルとなっている。
エンヘード
- 1929年 「注文はもうたくさんだ」「キッス」 ゼ・エスピンゲーラ主催のコンクール優勝
- 1930年 「美しい注文」「点数が欲しい」
- 1931年 「マンゲイラ庭園」
- 1932年 「微笑みながら」「森で」 優勝
- 1933年 「ヒベイラにて、ボンフィンの月曜日」 優勝
- 1934年 「乱痴気共和国」 カンポ・ヂ・サンターナ 優勝
- 1935年 「祖国」 2位
- 1936年 「競ったのはサンバだけ」 2位
- 1937年 不参加
- 1938年 不参加
- 1939年 「公演で」 2位
- 1940年 「涙、黒人、詩人」 優勝
- 1941年 「ペドロ・エルネスト」 2位
- 1942年 「アメリカ諸国におけるサンバの勝利」 3位
- 1943年 「イタマラチ宮殿のサンバ」 2位
- 1944年 「サンバに捧げる栄光」 2位
- 1945年 「我らが歴史」 2位
- 1946年 「勝利のカーニバル」 2位
- 1947年 「ブラジル、科学と芸術」 2位
- 1948年 「サンフランシスコ渓谷」 4位
- 1949年 「あの師匠に捧ぐ」 UGES(プラッサ・オンゼ) 優勝
- 1950年 「健康、耕作、運輸、教育」 UCES(プラッサ・オンゼ) 優勝
- 1951年 「国家統一」 UGES(プラッサ・オンゼ) 3位
- 1952年 「ゴンサウヴェス・ヂアス」 審査なし
- 1953年 「国家統一」 3位
- 1954年 「リオ今昔、世紀を越えて」 優勝
- 1955年 「1年の四季」 2位
- 1956年 「ジェットゥーリオ・ヴァルガス礼賛−ブラジルの国家的解放」 3位
- 1957年 「ブラジル、進歩に向かう」 3位
- 1958年 「忘れじの詩」 3位
- 1959年 「ブラジル、時代を越えて」 4位
- 1960年 「全時代のカーニバル、サンバの栄光」 優勝(5チーム同点)
- 1961年 「古のリオの回顧」 優勝
- 1962年 「主の館と奴隷小屋」 4位
- 1963年 「バイーア讃歌」 2位
- 1964年 「ある老黒人の話」 3位
- 1965年 「リオ、世紀を越えて」 4位
- 1966年 「ヴィラ・ロボスへの讃歌」 2位
- 1967年 「モンテイロ・ロバートの不思議な世界」 優勝
- 1968年 「サンバ、ある民衆の祭り」 優勝
- 1969年 「商人とその伝統」 2位
- 1970年 「自然に捧ぐ歌」 3位
- 1971年 「現代版屯田兵」 4位
- 1972年 「カーニバルの中のカーニバル」 2位
- 1973年 「アバエテの伝説」 優勝
- 1974年 「フォルクローレの時代のマンゲイラ」 4位
- 1975年 「ジョルジ・ヂ・リマの詩的風景」 2位
- 1976年 「金の母の王国で」 2位
- 1977年 「パラパナン(パッチワーク)、愛の秘密」 7位
- 1978年 「皇帝の馬車の御者からサンバの宮殿へ」 2位
- 1979年 「変化、そしてジャングルは金に変わった」 4位
- 1980年 「我々のもの」 8位
- 1981年 「ノノーからJKまで」 4位
- 1982年 「リオの千一夜」 4位
- 1983年 「ピンクを求める緑、サンバの生きた種」 5位
- 1984年 「Yes、私たちにはブラギーニャがいる」 月曜日の1位、スーペルカンペオナート優勝
- 1985年 「道を開けて、私が通るから−シキーニャ・ゴンザーガ」 9位
- 1986年 「カイーミは、バイーアとマンゲイラに何があるのかを、世界に向けて発表する」 優勝
- 1987年 「言葉の王国にて、カルロス・ドルムン・ヂ・アンドラーヂ」 優勝
- 1988年 「自由(奴隷解放)100年、現実か幻か」 2位
- 1989年 「キングのスリーカード」 11位
- 1990年 「バロック時代に生まれた異常者」 8位
- 1991年 「宇宙の3人の織姫」 12位
- 1992年 「もし皆があなたと同じだったら−トン・ジョビン」 6位
- 1993年 「マンゴーなら芯まで食べる」 5位
- 1994年 「緑とピンクの後に続かないのは死人だけ」 11位
- 1995年 「大西洋のエメラルド」 6位
- 1996年 「魔法の地に響くマンゲイラの太鼓」 4位
- 1997年 「オリンピアは緑とピンク」 3位
- 1998年 「シコ・ブワルキ・ダ・マンゲイラ」 優勝
- 1999年 「サンバの世紀」 7位
- 2000年 「オバ2世、ボロまといの王、人民の王子」 7位
- 2001年 「命の樹液」 3位
- 2002年 「Zで綴るブラジル(Brazil)はペストのヤギ(強い男)用のもの。Sで綴るブラジル(Brasil)は東北部の国。」 優勝
- 2003年 「十戒、平和のサンバで自由への彷徨を語る」 2位
- 2004年 「マンゲイラが王の道を再発見し、このエルドラドをカーニバルにする」 3位
- 2005年 「マンゲイラが大通りにエネルギーを注入。カーニバルは純粋なエネルギー。エネルギーは私たちの挑戦。」 6位
- 2006年 「サン・フランシスコの泉から、希望の河が生まれる」 4位
- 2007年 「私の言葉は私の母国、私の愛するマンゲイラ。私はラツィオで最後の花を摘む。」 3位
- 2008年 「フレーヴォの100年。靴とばし。ヘシーフェにいざなわれて」 10位
- 2009年 「マンゲイラは、ブラジルの中の様々なブラジルをもたらす。ブラジル人の有り様を見せつつ。」 6位
- 2010年 「マンゲイラこそ、ブラジルの音楽」 6位
- 2011年 「孝行息子、常にマンゲイラ」 3位
- 2012年 「私は祝う!私は酋長(カシーキ)、私はマンゲイラ。」 7位
- 2013年 「クイアバー−−アメリカ(南米)の中心の楽園」 8位
- 2014年 「ブラジルの祭典はマンゲイラのサンバにたどり着く」 8位
- 2015年 「時が来た。さあ歌おう。マンゲイラの女性、ブラジルの女性について。レディ・ファーストで」 10位
- 2016年 「マリア・ベターニア−オヤーの眼をもつ少女」 優勝
- 2017年 「聖人の助けを得てこそ」 4位
- 2018年 「カネがあろうとなかろうと、遊ぶ」
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